病(やまい)は口(くち)より入(い)り禍(わざわい)は口(くち)より出(い)ず
病気は飲食物とともに入り、災いは言葉とともに出る。口は慎まなければいけないということ。
ゆめ‐まつり【夢祭(り)】
悪夢を見たとき、災いのないように祈る祭り。
よう‐げつ【妖孽】
あやしい災い。また、不吉なことが起こる前ぶれ。「—天にあらはるる時には」〈太平記・八〉
よう‐じゅつ【妖術】
1 人を惑わすあやしい術。幻術。「—使い」 2 《witchcraft》その人が意図しなくとも、他人にねたみや憎しみを感じたりすると、その人に災いをもたらすような心霊作用・力。
よ‐おう【余殃】
先祖の行った悪事の報いが、災いとなってその子孫に残ること。⇔余慶(よけい)。
欲(よく)の熊鷹(くまたか)股(また)を裂(さ)く
《熊鷹が、同時に2匹の猪(いのしし)につかみかかったが、猪はそれぞれ反対の方向に駆けだしたので、熊鷹の股が裂けたということから》あまり欲が深いと災いを招くというたとえ。
よ・ける【避ける/除ける】
[動カ下一][文]よ・く[カ下二] 1 触れたり出あったりしないようにわきに寄る。また、身をかわしてさける。「日なたを—・けて歩く」「車を—・ける」 2 前もって被害を防ぐ。災いなどからのがれよ...
よ‐どく【余毒】
あとあとまで残る害毒。また、後々まで残る災い。
るい【累】
他から受ける災い。巻き添え。迷惑。「一族に—が及ぶ」「将来に—を及ぼす」
累(るい)が及(およ)・ぶ
他人の災いが自分の身にもふりかかる。巻き添えを食う。「親兄弟に—・ぶ」