へい‐なん【兵難】
戦争によって受ける災難。戦災。兵災。「其—を避んとして」〈逍遥・当世書生気質〉
へん‐さい【変災】
事変や天災から受ける災難。
ほんみょう‐てきさつ【本命的殺】
陰陽道で、本命星の反対の大凶の方角。この方角を避けて事を行わなければ災難が起こるとされる。
ほんみょう‐にち【本命日】
陰陽道で、その人の生年によって、病気・災難に特に注意しなければならない日。
まが‐ごと【禍事/禍言】
《「まがこと」とも》凶事。災難。また、不吉な言葉。「天(あめ)のまがつひといふ神の言はむ—に」〈祝詞・御門祭〉
まもり‐がみ【守り神】
災難から自分を守ってくれる神。守護神。
まもり‐ふだ【守り札】
神仏の力によって人を災難や病気から守るという札。社寺から受けて、身につけたり家にはったりする。護符。おまもり。おふだ。
み‐まい【見舞(い)】
1 病人や災難にあった人などを訪れて慰めたり、書面などで安否をたずねたりすること。また、その手紙や贈り物。「病人の—に行く」「暑中—」「火事—」「陣中—」 2 見回ること。巡視。巡回。「今日は畠...
み‐ま・う【見舞う】
[動ワ五(ハ四)] 1 病人や災難にあった人などを訪れて慰める。また、書面などで安否をたずねる。「けがをした友人を—・う」 2 望ましくない事が訪れる。災難などが襲う。「パンチを—・う」「台風に...
みょうけん‐ぼさつ【妙見菩薩】
北極星を神格化した菩薩。国土を守り、災難を除き、長寿をもたらすとされる。日本では、眼病平癒・安産・良縁のためにこの菩薩を本尊として行う修法があり、密教ならびに日蓮宗で祭祀。北辰(ほくしん)菩薩。