げんしりょくそんがいばいしょうはいろとうしえんきこう‐ほう【原子力損害賠償・廃炉等支援機構法】
原子力損害賠償・廃炉等支援機構の設立・運営・業務などについて定めた法律。原子力損害賠償支援機構法を一部改正し、平成26年(2014)5月公布。
げんしりょく‐はつでん【原子力発電】
原子炉で発生した熱エネルギーで蒸気をつくり、タービン発電機を運転して発電する方法。原発(げんぱつ)。→原子炉[補説]
げんしりょく‐はつでんしょ【原子力発電所】
原子力発電の方式による発電所。世界で初めて民生用として建設されたのはソ連(現ロシア)のオブニンスク原子力発電所で、1954年に運転開始。日本初は東海発電所。原発(げんぱつ)。→原子炉[補説] [...
げんしりょく‐プラント【原子力プラント】
原子炉施設、原子力発電所のこと。
げんしりょく‐むら【原子力村】
原子力産業の推進に積極的な組織や関係者を揶揄(やゆ)して言う語。原子力発電所を運用する電力会社や原子炉メーカーなどの原子力関連企業、原子力政策を担当する政府機関、原子力技術の利用に肯定的な政治家...
げんし‐ろ【原子炉】
ウラン・トリウム・プルトニウムなどの核分裂性物質を燃料とし、核分裂の連鎖反応を適度に制御しながら定常的に進行させ、そのエネルギーを利用できるようにした装置。発電や船舶用の動力炉のほか、研究用・医...
げんしろ‐あつりょくようき【原子炉圧力容器】
原子炉の中心部である炉心を格納する、カプセルのような形をした容器。軽水炉では、発電効率を高めるため、高温・高圧に耐える鋼鉄製の容器が用いられる。万一、炉心に異常が生じた場合、放射性物質が外部に漏...
げんしろ‐えいせい【原子炉衛星】
小型の原子炉を動力装置として積んでいる人工衛星。
げんしろ‐かくのうようき【原子炉格納容器】
原子炉の主要設備を格納する鋼鉄またはコンクリート製の施設。密閉性・耐圧性が高く、原子炉圧力容器のほか、加圧器、循環ポンプ、冷却装置などを収容する。万一、原子炉で事故が起きた場合に、放射性物質の漏...
げんしろかくのうようき‐スプレーせつび【原子炉格納容器スプレー設備】
加圧水型原子炉の安全設備の一。事故が発生した際に、原子炉格納容器の破損を避けるために、原子炉格納容器内で、ヨウ素除去剤やホウ酸を含む水を散布し、格納容器内の温度・圧力を下げ、気体状の放射性ヨウ素...