ろしん‐そんしょう【炉心損傷】
原子炉の炉心を冷却する能力の異常な低下、あるいは炉心の出力の異常な上昇によって炉心の温度が上昇し、燃料棒を包む被覆管の相当量が破損すること。燃料損傷。→炉心溶融
ろしん‐ようゆう【炉心溶融】
原子炉の炉心の冷却が不十分な状態が続く、または炉心の出力が異常に上昇することによって、炉心の温度が上昇し、燃料溶融に至る状態。
ろ‐すい【炉水】
原子炉内の冷却水。一般的には、原子炉圧力容器内の燃料棒に直接触れる水を指す。加圧水型原子炉の場合、一次冷却水に対応する。原子炉水。
ろ‐ぜん【炉前】
炉の前。溶鉱炉や焼却炉など燃焼装置の前。「—作業用の耐熱服」「—で読経する」
ろ‐だたみ【炉畳】
茶室で、炉を切った畳。
ろ‐とう【炉頭】
囲炉裏(いろり)のほとり。いろりばた。炉辺(ろへん)。
ろ‐ばた【炉端/炉辺】
囲炉裏(いろり)のそば。いろりばた。ろべ。ろへん。
ろ‐びらき【炉開き】
冬になって初めて囲炉裏(いろり)または茶事の炉を開いて用いること。茶の湯では、10月の終わりから11月初めにかけて行う。また、その行事。《季 冬》「—や仏間に隣る四畳半/漱石」⇔炉塞(ろふさ)ぎ。
ろ‐ふさぎ【炉塞ぎ】
冬の間使ってきた囲炉裏(いろり)を春になってふさぐこと。茶の湯では、炉をふさいで風炉(ふろ)にすること。《季 春》「—や床は維摩(ゆいま)に掛け替る/蕪村」⇔炉開き。
ロフト【LOFT】
《loss of fluid test》原子炉の流体喪失試験。