えんしょうせい‐サイトカイン【炎症性サイトカイン】
生体内で炎症反応を促進させるサイトカイン。免疫に関与し、体内に侵入した細菌やウイルスを撃退する。マクロファージやリンパ球などさまざまな細胞から放出され、発熱や疼痛などの原因となる。腫瘍壊死因子・...
オプソニン【opsonin】
食菌促進物質。活性化された補体(感染・炎症反応・免疫反応などに働く血清たんぱく質の総称)など。細菌やウイルスに付着して白血球の食作用を促進する。
サイトカイン【cytokine】
細胞から放出され、特定の細胞に働きかけるたんぱく質の総称。免疫・炎症反応などの生体防御機構に重要な役割を果たす。
シクロオキシゲナーゼ【cyclooxygenase】
プロスタグランジンの合成に関与する酵素。細胞内に恒常的に存在し、胃粘膜の保護や血小板の凝集に関与するCOX-1と、炎症組織や腫瘍組織で発現し、炎症反応や組織の修復に関与するCOX-2、脳内で痛み...
シー‐アール‐ピー【CRP】
《C-reactive protein》C-反応性蛋白(たんぱく)。体内に炎症反応などが起きているときに血中に現れる蛋白質。リウマチ性疾患などの検査に利用する。
じょうほうでんたつ‐たんぱくしつ【情報伝達蛋白質】
細胞内・細胞間において情報伝達の役割を担っているたんぱく質の総称。種々のホルモンやサイトカインなどがある。微量で特定の器官に作用したり、細胞間で免疫・炎症反応を制御したりする。
ちはつせい‐きんにくつう【遅発性筋肉痛】
運動後、数時間から数日経過して発生し、1週間程度で消失する筋肉の痛み。痛みが起こる機序は解明されていないが、運動によって筋線維に生じた微細な損傷を修復する過程で起こる炎症反応が原因とする説が有力...