出典:gooニュース
炭素繊維の需要減懸念 北陸の繊維、自動車部品メーカー EUの規制検討受け 他用途に「飛び火」恐れ
繊維メーカー各社も、高付加価値化に向けた「夢の新素材」として炭素繊維に注目してきた。カジグループ(金沢市)は炭素繊維の糸を加工したワイヤの商品化などを手掛ける。梶政隆社長は「力を入れている分野なので、状況を注視していく必要がある」と語った。 自動車のバンパー部品などを手掛ける三光合成(南砺市)は10年ほど前から、炭素繊維複合材料の研究開発を本格化。
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例えば、・人体に優しい炭素繊維・分解性を持つ炭素繊維・再生炭素繊維の流通網整備など、技術と制度設計を組み合わせた、新しい価値の提示が必要だ。素材は単体では売れない。ストーリーがなければ、産業の中で居場所を失っていく。 炭素繊維の未来とは、強くて軽い素材から「循環する素材」への進化である。
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