たんこう‐ぶし【炭坑節】
福岡県の民謡。筑豊・三池炭坑地帯で、選炭作業にうたわれた仕事歌。曲はラッパ節から出たものという。第二次大戦後に騒ぎ歌・盆踊り歌として全国に広まった。北九州炭坑節。
たん‐さん【炭酸】
1 二酸化炭素が水に溶けて生じる弱い酸。水溶液としてのみ存在。化学式H2CO3 2 「炭酸水」の略。
たんさん‐アンモニウム【炭酸アンモニウム】
炭酸のアンモニウム塩。白色で光沢のある結晶。水によく溶け、分析試薬・医薬品などに用いる。化学式(NH4)2CO3
たんさん‐いんりょう【炭酸飲料】
サイダーやコーラなど、炭酸ガスの泡による刺激で清涼感を出した飲み物。
たんさん‐えん【炭酸塩】
炭酸の水素原子が金属に置換された塩の総称。カーボネート。
たんさん‐カリウム【炭酸カリウム】
炭酸のカリウム塩。潮解性のある白色の粉末。水に溶けやすく、水溶液はアルカリ性。木灰に多く含まれ、水で抽出したものが灰汁(あく)。軟石鹸・ガラス・医薬品などに利用。化学式K2CO3
たんさん‐カルシウム【炭酸カルシウム】
炭酸のカルシウム塩。天然には石灰石・大理石・方解石などとして産する。強熱すると二酸化炭素と酸化カルシウムに分解する。水には溶けにくい。セメント・顔料や酸性土壌の中和剤として使用。化学式CaCO3
たんさん‐ガス【炭酸ガス】
二酸化炭素のこと。
たんさんガス‐きろくけい【炭酸ガス記録計】
ボイラーの燃焼状態を検査するために、煙道ガス中の炭酸ガスの濃度を連続的に分析・記録する装置。
たんさんガス‐レーザー【炭酸ガスレーザー】
二酸化炭素を用いる気体レーザー。1964年、米国ベル研究所で開発された。波長9.4〜10.6マイクロメートルで赤外線を発する。高出力のレーザーが得られるため、レーザー加工、レーザー溶接をはじめ、...