ひ‐のし【火熨斗】
布地のしわを伸ばすための道具。底の平らな金属製の器に木の柄をつけたもの。中に炭火を入れて熱し、布地にあてる。
ひ‐ばし【火箸】
炭火などを挟むための金属製の箸。
ひ‐ばち【火鉢】
灰を入れ、中に炭火をおこして、暖房や湯沸かしなどに用いる道具。「—にあたる」「長—」《季 冬》「客去って撫(な)づる—やひとり言/嘯山」
ひふ‐こきゅう【皮膚呼吸】
動物で体表を通して行われる酸素と炭酸ガスとの交換作用。特別の呼吸器官をもたないミミズ・ヒルなどにみられるが、カエル・ウナギなど多くの動物で鰓(えら)呼吸・肺呼吸と併用され、人間もわずかに行っている。
ひ‐ぶくろ【火袋】
1 暖炉の、薪炭など燃料を燃やす所。 2 灯籠(とうろう)の火をともす所。また、行灯(あんどん)や提灯(ちょうちん)の、紙の覆(おお)いをした部分。
ひメタン‐たんかすいそ【非メタン炭化水素】
メタン以外の炭化水素の総称。光化学反応を起こしやすく、光化学オキシダントの原因物質となる。メタンは光化学反応性が低いため除外される。NMHC(non-methane hydrocarbons)。
ひ‐もち【火持(ち)/火保ち】
炭火などの火が長い時間消えないでいること。「—のいい炭」
ひょう【俵】
[名]たわら。「何しろ四十三銭って—だもの」〈真山・南小泉村〉
[接尾]助数詞。たわらに入ったものを数えるのに用いる。上に来る語によっては「びょう」「ぴょう」となる。「米七—」「炭五—」
ひょう【俵】
[音]ヒョウ(ヘウ)(呉)(漢) [訓]たわら [学習漢字]6年 〈ヒョウ〉たわら。「土俵」
〈たわら(だわら)〉「米俵・炭俵・徳俵」 [補説]原義は、分ける、分け与える意。
ひょう‐たん【氷炭】
氷と炭。相違のはなはだしいものをたとえていう。