ペルム‐き【ペルム紀】
《Permian period》地質時代の区分の一。古生代最後の紀で、石炭紀のあとの時代。2億8900万年前から2億4700万年前まで。両生類・紡錘虫が繁栄し、裸子植物が発展しはじめた。南半球に...
ペンタセン【pentacene】
5個のベンゼン環が直線状に縮合した芳香族炭化水素。アセン類の一つ。化学式C22H14 ペンタセン環。
ペンタン【pentane】
炭素数が5個のメタン系炭化水素。香りのある無色、揮発性の液体。石油に含まれ、3種の異性体がある。溶剤などに使用。分子式C5H12
ペントース【pentose】
炭素原子5個をもつ単糖類の総称。多糖類や配糖体として生物界に広く分布。リボースなど。五炭糖。分子式C5H10O5
ほい‐ろ【焙炉】
《「ほい(焙)」は唐音》 1 製茶用の乾燥炉。もとは木の枠に厚手の和紙を張ったもので、蒸した茶の葉を炭火で乾燥させながら揉(も)んだ。《季 春》「家毎に—の匂ふ狭山かな/虚子」 2 製パン工程で...
ほうかい‐せき【方解石】
炭酸カルシウムからなる鉱物。無色ないし白色でガラス光沢がある。種々の結晶形をしているが、塊状のことも多い。三方晶系。劈開(へきかい)は完全で、複屈折が著しい。特に無色透明のものを氷州石(ひょうし...
ほうが‐こうしん【萌芽更新】
樹林を人為的に更新する方法の一つ。樹木を伐採し、その切り株や木の根元から伸びた萌芽が生長し、やがて新たな樹林を構成する。日本では昭和30年代半ば頃まで、この方法による薪炭林の維持管理が広く行われ...
ほうこうぞく‐アミン【芳香族アミン】
アンモニアの水素原子が芳香族炭化水素と1個以上置換したアミン。もっとも単純なものはベンゼン環の水素と置換したアニリン。
ほうこうぞく‐たんかすいそ【芳香族炭化水素】
ベンゼン環を含む炭化水素の総称。ベンゼン・トルエン・キシレンなど。アレーン。→アリール基
ほうしゃせい‐たんそ【放射性炭素】
炭素の放射性同位体。質量数11と14の同位体があり、炭素11の半減期は約20分、炭素14の半減期は約5730年。通常、炭素14を指し、放射性炭素年代測定に利用される。