グラン‐オルニュ【Grand-Hornu】
ベルギー西部、エノー州にある、かつての企業都市。19世紀前半にブルーノ=ルナールの設計により、炭鉱労働者の町として建設された。保存状態がよく、2012年に「ワロン地方の主要な鉱山遺跡群」の名称で...
グリビツェ【Gliwice】
ポーランド南部の都市。カトビツェの西約20キロメートルに位置する。シロンスク炭田があり、シロンスク地方の主要な工業都市に発展した。1939年、ナチスドイツの偽旗作戦であるグライビッツ事件が起こり...
グリーン‐アンモニア【green ammonia】
アンモニアの生成方法による分類の一つ。太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを使用し、水を電気分解して生成した水素と、空気中の窒素を反応させることで得られる。その製造過程において、二酸化炭...
グリーン‐エネルギー
《green energyから》発電に際し、二酸化炭素などの物質を排出しない、または極めて排出が少なく環境負荷が小さいエネルギーの総称。水力、太陽光、風力、地熱、天然ガスなどを指す。
グリーン‐カーボン【green carbon】
陸上の植物が、光合成を通じて二酸化炭素を吸収して固定する炭素の総称。沿岸海域の海洋生物によって固定された炭素(ブルーカーボン)に対していう。
グリーン‐すいそ【グリーン水素】
水を電気分解して水素を生成する際、天然ガス改質による生成法に比べて二酸化炭素排出量が40パーセント以下のもの。→グレー水素
グリーン‐スチール【green steel】
地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を抑えた製鉄技術による鉄鋼。水素還元製鉄などによる。ゼロエミッションスチール。ゼロカーボンスチール。低炭素鉄鋼。脱炭素鋼。
グリーンフレーション【greenflation】
地球温暖化に関する種々の環境対策に起因する物価上昇。脱炭素化を意味するグリーンと、継続的な物価上昇を意味するインフレーションからの造語。再生可能エネルギーの推進によるエネルギーや金属材料の価格上...
グレー‐すいそ【グレー水素】
水を電気分解して水素を生成する際、天然ガス改質による生成法に比べて二酸化炭素排出量が40パーセント以上のもの。→グリーン水素
グロビュール【globule】
周囲に比べて星間塵の密度が高い分子雲。低温の分子状の水素、ヘリウム、一酸化炭素などからなる。直径1000分の1光年から数光年で、多くの場合、質量は太陽と同程度。不透明な小型の暗黒星雲として観測さ...