へい【炳】
[ト・タル][文][形動タリ]明らかなさま。また、光り輝くさま。「此損害漸く実地に現われんこと—として掌を指すがごとし」〈島田三郎・条約改正論〉
へい【炳】
[音]ヘイ(漢) 光り輝くさま。あきらかなさま。「炳焉(へいえん)・炳乎(へいこ)・炳然」
へい‐えん【炳焉】
[ト・タル][文][形動タリ]はっきりとしているさま。あきらかなさま。炳然。炳乎(へいこ)。「時に—とした悲しみに」〈嘉村・途上〉
へい‐こ【炳乎】
[ト・タル][文][形動タリ]きわめて明らかなさま。また、光り輝くさま。「煌々輝々、—として人を射る」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
へい‐ぜん【炳然】
[ト・タル][文][形動タリ]光り輝いているさま。また、明らかなさま。炳乎(へいこ)。「焔は—として四辺(あたり)を照せり」〈紅葉・金色夜叉〉
へいと‐して【炳として】
[連語]⇒炳(へい)