てん‐せつ【点綴】
「てんてい(点綴)」の慣用読み。
てん‐せん【点線】
点を線状に連ねたもの。また、その線。
てん‐たい【点苔】
山水画の重要な技法で、岩石や枝幹などについたコケ・小植物を示すために要所に打つ点。
てん‐たいしょう【点対称】
一定点に関して、ある二点が相互間をその定点によって二等分される位置関係にあること。図形では、一つの点を中心にしてある図形が180度回転したとき完全に重なり合うこと。
てん‐さ【点茶】
⇒てんちゃ(点茶)
てん‐ちゃ【点茶】
抹茶(まっちゃ)をたてること。
点(てん)付(つ)か◦る
《「る」は受け身の助動詞》欠点をつかれる。非難される。「この姫君の—◦れ給ふまじくと、よろづに思しのたまふ」〈源・蛍〉
てん‐てい【点綴】
[名](スル)《慣用読みで「てんせつ」とも》ひとつひとつをつづり合わせること。また、物がほどよく散らばっていること。てんてつ。「ところどころに冬枯れの寂しさを—している」〈犀星・街と家家との遠方〉
てん‐てき【点滴】
1 したたり。しずく。また、あまだれ。「傘(からかさ)を打つ—も聞こえず」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉 2 「点滴注射」の略。
点滴(てんてき)岩(いわ)を穿(うが)つ
「雨垂れ石を穿(うが)つ」に同じ。