かい‐もち【買(い)持ち】
1 外国為替の売買の結果、買い為替の合計が売り為替の合計を超過している状態。⇔売り持ち。 2 信用取引や清算取引で、買い付けてまだ転売していない買建玉(かいだてぎょく)。または、買い入れた手持ち...
カウンターパーティー【counterparty】
為替取引やデリバティブ取引における取引相手。また、相手方の金融機関のこと。仮想通貨の取引相手の取引所をさすこともある。
カウンターパーティー‐リスク【counterparty risk】
為替取引やデリバティブ取引における取引相手が、経営破綻などを起こすことによって生じるリスク。
かえ‐せん【替銭】
中世の為替の一。遠隔地へ送金するのに、替銭屋・割符屋(さいふや)とよばれる商人に現金を払い込み、為替手形を組ませて送金するもの。後世の為替と両替の両面の機能をもつ。かいせん。かえぜに。かわし。→...
かえせん‐や【替銭屋】
鎌倉・室町時代、為替業務を取り扱った商人。割符屋(さいふや)。
かえ‐まい【替米】
中世の為替の一。遠隔地へ米を送るのに、現物のかわりに手形を組んで送るもの。替銭(かえせん)と合わせて、当時、為替(かわし)といった。かわしまい。→替銭
かきあい‐てがた【書合手形】
融通手形の一種。当事者相互の金融を図る目的で、商取引がないのに、それぞれ相手方を受取人または引受人として振り出される約束手形または為替手形。騎乗手形。
かくりつ‐かてい【確率過程】
時間の経過とともにランダムに変化する事象を、確率変数を用いて数学的に記述したもの。ブラウン運動を数学的にモデル化したウィーナー過程をはじめ、株価・為替相場、道路の交通量、都市の人口、感染症の流行...
かた‐がわせ【片為替】
外国との間の銀行為替で、売り為替か買い為替かの一方に偏ること。
かわし【為替】
《為替を組む意の動詞「為替(かわ)す」の連用形から》中世、「かわせ(為替)」のこと。