かざみ‐の‐からす【風見の烏】
烏の形をした風見。高い所から見下ろすのでお高くとまっているさまに、また、風向によって回るのでくるくる回るさまにたとえられる。「—を見るやうに高くとまってすまあして居るも小癪(こじゃく)に障(さは...
かしゅう【何首烏】
１ ツルドクダミの塊根を蒸して乾燥したもの。漢方で、緩下・強精・強壮薬とする。 ２ 「何首烏芋」の略。
かち‐がらす【勝ち烏】
カササギの別名。 [補説]書名別項。→勝烏
かちがらす【勝烏】
穂積驚の時代小説。昭和31年（1956）発表。同年、第36回直木賞受賞。
からす【烏／鴉】
１ スズメ目カラス科カラス属の鳥の総称。全長33〜61センチ。全体に黒色か、黒に灰色や白色の部分をもつ。くちばしが大きく、雑食性。南アメリカとニュージーランドを除く世界中に約40種が分布。日本で...
かわ‐がらす【川烏／河烏】
スズメ目カワガラス科の鳥。全長22センチくらい。全身黒褐色。山間の渓流に留鳥として生息し、水中に潜って水底の昆虫などを捕る。さわがらす。くろどり。《季 夏》
かん‐がらす【寒烏】
冬の烏。寒鴉(かんあ)。ふゆがらす。《季 冬》「貧かこつ隣同士の—／子規」
きん‐う【金烏】
《太陽の中に3本足の烏(からす)がいるという中国の伝説から》太陽の異称。「—玉兎(ぎょくと)」→八咫烏(やたがらす)
こうらい‐がらす【高麗烏】
カササギの別名。《季 秋》
こ‐がらす【小烏】
小さなカラス。 
平家重代の名刀の名。小烏丸。現在は宮内庁蔵。
