かん‐むりょう【感無量】
[名・形動]「感慨無量」に同じ。「—な(の)面持ち」
きんけい‐ざん【金鶏山】
岩手県西磐井(にしいわい)郡平泉町にある塚。藤原秀衡が無量光院の西側に築いたもので、平泉の守護のため金鶏を埋めたことからの名とされる。平成23年(2011)「平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭...
くじょう‐の‐おんしょ【九帖の御書】
中国の仏教書。唐の浄土教大成者、善導の全著作の総称。観無量寿経疏4巻、往生礼讃偈1巻、観念法門1巻、法事讃2巻、般舟讃1巻の5部9巻からなり、日本の浄土宗成立に大きな影響を与えた。
くら‐い【位】
《「座(くら)」に「居る」意から》 1 定められた序列の中での位置。地位。 ㋐皇帝・国王などの地位。皇位。王位。帝位。「—に即(つ)く」「—を譲る」 ㋑官職などにおける身分の段階。等級。「三位(...
けん‐じゅ【賢衆】
仏道を修得した人々。高僧たち。「無量無数の—来りて」〈栄花・鶴の林〉
げん‐こう【減劫】
仏語。住劫において、人間の寿命が、無量歳または8万歳から、年々または百年に1歳ずつ減じて、10歳になるまでの過程。⇔増劫。
ごだいりき‐ぼさつ【五大力菩薩】
三宝と国土を守護する大力のある五人の菩薩。金剛吼(こんごうく)・竜王吼・無畏十力吼(むいじゅうりきく)・雷電吼・無量力吼の五菩薩。 「五大力1」に同じ。
ごにち‐じゅうざ【五日十座】
朝夕二座ずつ5日間にわたって行われる法華十講のこと。法華経8巻とその開経の無量義経、結経の観普賢経の2巻を講ずる法会(ほうえ)。
さいほうじょうど‐さんぶきょう【西方浄土三部経】
西方浄土の功徳(くどく)を讃(たた)えた3部の重要な経。阿弥陀経・無量寿経・観無量寿経のこと。
さん‐しん【三心】
《「さんじん」とも》仏語。浄土に生まれるために必要な3種の心。観無量寿経に説く、至誠心(しじょうしん)・深心(じんしん)・回向発願心(えこうほつがんしん)。無量寿経に説く、至心・信楽(しんぎょう...