やき【焼き】
1 焼くこと。また、焼いた程度。火の通りぐあい。「魚の—が足りない」「—の悪い茶碗」 2 刀などに焼き入れをすること。 3 嫉妬すること。やきもち。「きつい—さ」〈洒・郭中奇譚〉
やき‐がた【焼(き)型】
パンや菓子などを天火で焼くための型。
やき‐き・る【焼(き)切る】
[動ラ五(四)] 1 焼いて切断する。「鉄板を—・る」「バーナーで—・る」 2 すっかり焼く。焼きつくす。「戦火が市街を—・る」
やき‐くさ【焼き草】
1 物を焼くのに用いる枯れ草。また、火勢を助けるための草。「—を積んで櫓(やぐら)を落とさんとしける時」〈太平記・一七〉 2 身を滅ぼすもと。「知恵才覚も芸能も美男も心の味だても、皆これ傾城(け...
やき‐ぐし【焼(き)串】
魚や肉などを焼くために刺す、竹や鉄などの串。
やき‐ぐり【焼き栗】
焼いた栗。はぜるのを防ぐため、皮に切れ目を入れてから焼く。《季 秋》
やき‐す・ぎる【焼(き)過ぎる】
[動ガ上一][文]やきす・ぐ[ガ上二]過度に焼く。また、必要以上の数量を焼く。「—・ぎて焦げる」「—・ぎて食べ切れない」
やき‐た・つ【焼き立つ】
[動タ下二] 1 盛んに焼く。焼いて煙を立てる。「志賀(しか)の海人(あま)の火気(ほけ)—・てて焼く塩の辛(から)き恋をも我はするかも」〈万・二七四二〉 2 盛んにおだてる。「太夫に—・てられ...
やき‐つく・す【焼(き)尽(く)す】
[動サ五(四)]すべてを焼く。「戦火で町が—・される」
やき‐なおし【焼(き)直し】
[名](スル) 1 一度焼いたものをもう一度焼くこと。また、そのもの。「冷めた魚を—する」「ラボに写真の—を頼む」 2 既成の作品などに手を入れて新しいもののようにすること。また、そのもの。「人...