やき‐がり【焼き狩り】
山野に火をつけ、鳥獣を追い立てて狩りをすること。「この野に火をとぼし、—のごとく漁(あさ)り行けば」〈謡・雲林院〉
やき‐きり【焼(き)切り】
焼いて切断すること。特に、溶接などで金属を溶かしたり酸化させたりして切断すること。
やききり‐ごうとう【焼(き)切り強盗】
錠前・ガラスなどを焼き切って侵入する強盗。
やき‐き・る【焼(き)切る】
[動ラ五(四)] 1 焼いて切断する。「鉄板を—・る」「バーナーで—・る」 2 すっかり焼く。焼きつくす。「戦火が市街を—・る」
やき‐きん【焼(き)金】
吹き分けて混ざり物を除き去った純粋の金。純金。やきがね。〈和英語林集成〉
やき‐ぎり【焼き桐】
器物・下駄などに趣を出すため、桐材の表面を火で焦がし、模様のように木目を出したもの。
やき‐くさ【焼き草】
1 物を焼くのに用いる枯れ草。また、火勢を助けるための草。「—を積んで櫓(やぐら)を落とさんとしける時」〈太平記・一七〉 2 身を滅ぼすもと。「知恵才覚も芸能も美男も心の味だても、皆これ傾城(け...
やき‐ぐし【焼(き)串】
魚や肉などを焼くために刺す、竹や鉄などの串。
やき‐ぐり【焼き栗】
焼いた栗。はぜるのを防ぐため、皮に切れ目を入れてから焼く。《季 秋》
やき‐こ【焼(き)粉】
1 焼いて粉にしたもの。 2 耐火粘土を高熱で焼いて粉末としたもの。耐火煉瓦(れんが)・坩堝(るつぼ)などを作るのに用いる。