えん‐とつ【煙突/烟突】
1 燃料を燃焼させるための通風の役をし、その際に発生する煤煙(ばいえん)を空中に排出するための筒状の設備。けむ出し。煙筒。 2 料金を着服するなどの目的で、タクシーの運転手が空車の標示のまま客を...
えんとつのみえるばしょ【煙突の見える場所】
五所平之助監督による映画の題名。昭和28年(1953)公開。原作は椎名麟三の小説「無邪気な人々」。出演、上原謙、田中絹代、芥川比呂志ほか。第4回ブルーリボン賞撮影賞受賞。
えん‐どう【煙道】
ボイラー・ストーブなどからの排ガスが煙突に達するまでの筒状の部分。
えん‐どく【煙毒】
工場の煙突から吐き出される煙や、銅を精錬するときに出る煙に含まれる有毒物。
えん‐ばい【煙煤】
すす。油煙。
えん‐ぱ【煙波/烟波】
もやの立ちこめた水面。また、水面が煙るように波立っているようす。煙濤(えんとう)。煙浪(えんろう)。
えん‐まく【煙幕】
戦線で、敵の視界を遮ってその攻撃を困難にしたり、味方の所在・行動などを隠したりするための人工的な煙。
煙幕(えんまく)を張(は)・る
相手に真意を悟らせないために、ごまかしたり、あいまいな言い方をしたりする。「—・って追及をはぐらかす」
えん‐む【煙霧】
1 煙と霧。また、もやや霞(かすみ)。 2 乾いた微小粒子が大気中に浮遊して見通しが悪くなる現象。スモッグ。《季 冬》
えんむ‐き【煙霧機】
農薬を、噴霧器よりもさらに細かい煙霧状にして散布する機械。