煙(けむり)を立(た)・てる
《炊煙を立てる意》生計を立てる。「兄弟の力を頼りに細々と—・てる有様」〈藤村・家〉
けむ・る【煙る/烟る】
[動ラ五(四)]《「けぶる」の音変化》 1 煙が盛んに出たり、辺り一面に広がったりする。「たき火が—・る」 2 雨・霧・霞(かすみ)などで辺りがぼんやりする。「雨に—・る町」 3 新芽や若草が萌...
タバコ【(ポルトガル)tabaco】
1 ナス科の多年草。日本では一年草。高さ1.5〜2メートルになり、大きい楕円形の葉が互生する。夏、細長いらっぱ状の淡紅色の花を多数開く。葉にニコチンを含み、喫煙用に加工したり、殺虫剤の原料とした...
タバコ‐いれ【タバコ入れ】
タバコ2を入れる容器。特に、刻みタバコを入れる携帯用の袋。多くキセル筒と対になっている。
タバコ‐が【タバコ蛾】
ヤガ科のガ。翅(はね)は開張約3.5センチ、黄褐色で褐色の波状紋がある。幼虫はタバコ・トマト・ナスなどの新葉を食害する。
タバコ‐きり【タバコ切り】
タバコの葉を刻むこと。また、それを業とする人。タバコ刻み。「花屋、—、駕籠舁(かごかき)の西隣に」〈浮・一代男・三〉
タバコしよう‐しょうがい【タバコ使用障害】
⇒ニコチン依存症
タバコじぎょう‐ほう【たばこ事業法】
葉タバコの生産・買い入れや、タバコの製造・販売などについて規定した法律。昭和59年(1984)施行。国内で生産される葉タバコは日本たばこ産業株式会社がすべて買い入れることや、同社以外によるタバコ...
タバコ‐せん【タバコ銭】
タバコを買う金。転じて、タバコ一箱分くらいのわずかの金。小遣いや心付けなどにいう。タバコ代。
タバコ‐ぜい【タバコ税】
製造タバコに対して課される間接税。国税のほかに、道府県たばこ税・市町村たばこ税がある。