おだて【煽て】
おだてること。「—が効く相手」「—に乗る」
おだ・てる【煽てる】
[動タ下一][文]おだ・つ[タ下二] 1 うれしがることを言って、相手を得意にさせる。何かをさせようと、ことさらに褒める。もちあげる。「—・ててやる気にさせる」 2 人が落ち着いていられないほど...
せん【煽】
[音]セン(呉)(漢) [訓]あおる おだてる 人をそそのかす。おだてる。あおる。「煽情・煽動」
せん‐じょう【扇情/煽情】
人の感情や欲望をあおること。
せん‐せき【煽石】
地下の炭層が火山岩の熱変成作用を受けて生じた無煙炭、または天然コークス。
せん‐どう【扇動/煽動】
[名](スル)気持ちをあおり、ある行動を起こすようにしむけること。アジテーション。「大衆を—する」
せんどう‐ざい【煽動罪】
文書や言動により人の感情に強く訴えて、特に違法な行為を決意させるか、またはすでに生じている決意を強めるようにあおりたてる罪。以前は治安維持法に、現在は破壊活動防止法などに処罰規定がある。
せん‐わく【煽惑】
[名](スル)人をあおって心をまどわすこと。「民心を—したれば」〈中村正直・明六雑誌一二〉