いり【煎り/炒り/熬り】
いること。「豆の—がたりない」
いり‐こ【海参/熬海鼠/煎海鼠】
ナマコの腸(はらわた)を取り除き、塩水で煮てから干したもの。ゆでてもどし、あえ物や中国料理に用いる。ほしこ。金海鼠(きんこ)。
いり‐こ【熬り子】
小さいイワシなどを塩水でゆでて干しあげたもの。だしを取るのに用いる。いりぼし。にぼし。だしじゃこ。
いり‐ぼし【熬り干し】
小魚を塩水でゆでて干しあげたもの。熬り子。煮干し。
い・る【煎る/炒る/熬る】
[動ラ五(四)]火にかけて、水気がなくなるまで煮つめる。また、鍋などに入れて火であぶる。「豆を—・る」 [補説]「煎」は火で熱し焦がす、「炒」は鍋などで熱し焦がす、油でいためる、「熬」は焦がす、...
い・れる【煎れる/炒れる/熬れる】
[動ラ下一] 1 いられている。いりあがる。「豆が—・れる」 2 いらいらする。じれる。「傍ではらはらするほど、気が—・れて話がこじくれて来た」〈秋声・足迹〉