ぼつ‐が【没我】
物事に熱中して我を忘れること。無私無欲になること。「—の境地」
ぼつ‐でき【没溺】
1 水中に落ちておぼれること。 2 物事におぼれ、熱中すること。
ま【魔】
[常用漢字] [音]マ(呉) 1 人をまどわし、災いをもたらすもの。化け物。「魔手/色魔・睡魔・白魔・病魔・夢魔・妖魔(ようま)」 2 人を物事に熱中させるもの。「詩魔」 3 不思議な術。「魔法...
負(ま)け博打(ばくち)のしこり打(う)ち
《「しこり打ち」は、熱中して打つこと》博打というものは、負ければ負けるほどますます熱中して打つものだ。
ま‐すい【魔酔】
[名](スル)ある事に熱中して酔うこと。また、陶酔させること。「沸騰せんばかりの世上の戦争熱も最早(もは)や、彼等を—するの力あらず」〈木下尚江・火の柱〉
マニア【mania】
ある物事に熱中している人。「カメラ—」「オーディオ—」
マニアック【maniac】
[形動]ある事に極端に熱中しているさま。「—な音楽の趣味」
身(み)を投(とう)・ずる
1 身投げをする。「断崖から—・ずる」 2 みずから進んで身を置いて熱中する。「政界に—・ずる」
身(み)を投(な)・げる
1 投身自殺をする。「屋上から—・げる」 2 からだを投げ出すようにして速く走る。「狐、—・げて逃ぐれども」〈宇治拾遺・一〉 3 物事に熱中する。「鞠に—・ぐる若君達」〈源・若菜上〉
む‐ちゅう【夢中】
[名・形動] 1 物事に熱中して我を忘れること。また、そのさま。「—で本を読む」「競馬に—になる」「無我—」 2 夢を見ている間。夢の中。「多数は猶安眠の—にあり」〈独歩・愛弟通信〉 3 正気を...