ねつでんどう‐りつ【熱伝導率】
熱伝導の程度を表す量。熱の流れに垂直な単位面積に毎秒流れる熱量を単位長さの温度差で割った値。熱伝導度。
ねつでん‐のう【熱電能】
熱電効果がみられる金属または半導体の組み合わせにおいて、一方の接合部の温度を一定に保ち、他方の温度を1ケルビン変えて温度勾配が生じたときの熱起電力の変化。単位V/K 熱電率。ゼーベック係数。
ねつでん‐はつでん【熱電発電】
2種の異なる金属または半導体の両端を接合し、2つの接合部に異なる温度を与えると起電力が生じるゼーベック効果を利用した発電。駆動部がないため騒音や振動がなく、長寿命、小型軽量などの利点がある。
ねつでん‐へいきゅう【熱電併給】
⇒コジェネレーション
ねつ‐でんり【熱電離】
気体中の原子や分子が自らの熱運動によって衝突してイオンになること。熱的イオン化。
ねつでん‐りつ【熱電率】
⇒熱電能
ねつ‐でんりゅう【熱電流】
異なる2種の導体をつないだ回路で、熱起電力によって流れる電流。
ねつでん‐れいきゃく【熱電冷却】
⇒電子冷凍
ねつでん‐れつ【熱電列】
熱電能の大きさの順に物質を並べたときの序列。熱電能は温度に依存し、常温付近では、ナトリウム、カリウム、ビスマス、ニッケル、洋銀、白金、金、銅、スズ、アルミニウム、鉛、亜鉛、銀、カドミウム、鉄、ア...
ねつ‐とうけいりきがく【熱統計力学】
⇒統計熱力学