ごく‐ねち【極熱】
「ごくねつ(極熱)」に同じ。「—の頃は、誰も誰もをさをさ内へも参り給はず」〈宇津保・沖つ白浪〉
ごく‐ねつ【極熱】
きわめてあついこと。また、はなはだしい暑さ。「—の太陽」
ご‐ねつ【午熱】
昼ひなかの暑さ。日中の暑気。
さい‐ねつ【採熱】
熱交換器などで、周囲の環境や地中から熱をとり入れること。
さんじょく‐ねつ【産褥熱】
産褥期に起こる発熱性の感染症。分娩(ぶんべん)の際に生じた傷に細菌が感染して起こる。
さん‐ねつ【三熱】
仏語。竜・蛇などが受けるという三つの苦悩。熱風・熱砂に身を焼かれること、悪風が吹きすさんで住居・衣服を奪われること、金翅鳥(こんじちょう)に食われること。三患。
さん‐ねつ【産熱】
動物が体内で熱をつくり出すこと。基礎代謝、筋肉の収縮、ホルモンの作用などによって起こる。また、その熱。
ざんごう‐ねつ【塹壕熱】
五日熱(いつかねつ)のこと。第一次大戦中ヨーロッパ戦線で流行した。
しちとう‐ねつ【七島熱】
ツツガムシ病の一種。伊豆七島に多く、タテツツガムシが媒介。比較的症状は軽い。
しちょう‐ねつ【弛張熱】
発熱したとき、1日の体温の高低差が1度以上を示す熱型。敗血症などにみられる。ちちょうねつ。