ひ‐えん【飛燕】
1 飛んでいるつばめ。《季 春》 2 武道などで、つばめのようにすばやく身をひるがえすこと。「—の早業」 3 旧日本陸軍の単座戦闘機。制式名称は三式戦闘機。液冷エンジンを装備。最大時速580キロ。
ほく‐えん【北燕】
中国、五胡十六国の一。409年、後燕の武将馮跋(ふうばつ)が後燕を滅ぼして建国。都は竜城。436年、2世で北魏によって滅ぼされた。
やぶつばめ【藪燕】
乙川優三郎の短編小説。平成8年(1996)、第76回オール読物新人賞を受賞した著者のデビュー作。
わかい‐つばめ【若い燕】
年上の女性の愛人になっている若い男。 [補説]奥村博史が平塚らいてうに送った手紙の中で、年下の自分自身を「若い燕」と書いたところからという。