ただら‐め【爛ら目】
「爛(ただ)れ目」に同じ。
ただ・る【爛る】
[動ラ下二]「ただれる」の文語形。
ただれ【爛れ】
ただれること。また、ただれた状態。
ただれ‐め【爛れ目】
目のふちが赤くただれる病気。また、その目。ただらめ。
ただ・れる【爛れる】
[動ラ下一][文]ただ・る[ラ下二] 1 炎症などのために皮膚や肉がやぶれくずれる。「傷口が—・れる」 2 物事にふけり、それにおぼれる。抑制がなく乱れる。「酒に—・れた生活」
らん【爛】
[音]ラン(呉)(漢) [訓]ただれる 1 ただれる。くさる。やわらかくなってくずれる。「爛熟/糜爛(びらん)・腐爛」 2 あふれんばかりに光り輝く。あざやか。「爛然・爛漫・爛爛/絢爛(けんらん...
らん‐え【爛壊】
肉がただれくずれること。「其の身、—して」〈今昔・一・二六〉
らん‐か【爛柯】
《晋の時代、王質という木こりが森の中で童子らの打つ碁を見ているうちに、斧の柯(え)が爛(くさ)ってしまうほどの時がたっていたという、「述異記」にみえる故事から》囲碁の別称。また、囲碁に夢中になっ...
らん‐じゅく【爛熟】
[名](スル) 1 果実がくずれそうなまでに熟しきっていること。「—した実が落ちる」 2 物事が発達しきって、衰えの兆しさえ含んでいる状態になること。「—した文化」「—期」
らん‐すい【乱酔/爛酔】
[名](スル)正体がなくなるほど酒に酔うこと。泥酔。