いき‐うつし【生(き)写し】
1 外見・態度が見分けがつかないほどよく似ていること。「父親に—だ」 2 生きた姿をそのまま写しとること。また、その絵。しょううつし。「—ニ書ク」〈日葡〉
いきたい【生きたい】
新藤兼人監督・原作・脚本による映画の題名。平成11年(1999)公開。認知症の父親と娘の暮らしをユーモラスに描きつつ、老いの問題を問う。出演、三国連太郎、大竹しのぶほか。モスクワ国際映画祭最優秀...
いき‐づき【息衝き】
1 呼吸。 2 感情の高まりなどから大きく息をすること。ため息。「父の介は泣くにもえ泣かず、ただ—をし入りたらんやうにてゐたり」〈今昔・二六・五〉
いきているかこ【生きている過去】
《原題、(フランス)Le Passé vivant》レニエの小説。没落貴族の青年ジャンは、曽祖父(そうそふ)の果たせなかった恋を自分が成就させようと夢想するが、現実との乖離(かいり)に苦悩する。...
いきどう・し【息だうし】
[形シク]《「いきだわし」の音変化》息苦しい。「しばらくもたれて居給ひけるが、—・しくやありなん」〈父の終焉日記〉
いく‐メン【育メン】
《「いけめん」のもじり。多く「イクメン」と書く》育児休暇を取得したり、父親同士の会合に参加するなどして、子育てを積極的に楽しもうとする男性。→イクボス
い‐くん【遺訓】
故人の残した教え。父祖から子孫への教訓。「父の—を守る」
意見(いけん)に付(つ)・く
忠告に従う。「伯父御(をぢご)の—・くがいい」〈滑・浮世風呂・前〉
いしく‐も【美しくも】
[連語]《形容詞「い(美)し」の連用形+係助詞「も」》 1 見事に。殊勝にも。「—宣(のたま)ひたり」〈太平記・九〉 2 よくもまあ。ひどくも。「—一茶は我をたばかりけるかな」〈父の終焉日記〉
いしどうまる【石童丸】
苅萱(かるかや)伝説中の人物。出家した父の苅萱道心を母とともに高野山に訪ねる。