こう‐そう【高爽】
[ト・タル][文][形動タリ]土地が高い所にあり、周囲が開けていて気持ちのよいさま。「—たる高原」 [名・形動]志が高くて、いさぎよいこと。また、そのさま。高潔。「—の士」
ごう‐そう【豪爽】
[形動][文][ナリ]豪快で、気持ちよく感じられるさま。「—不屈」「性—にして、胆略あり」〈竜渓・経国美談〉
さっ‐そう【颯爽】
[ト・タル][文][形動タリ]人の姿や態度・行動がきりっとして、見る人にさわやかな印象を与えるさま。「—と歩く」「—たる風姿」
さわ‐さわ【爽爽】
[副]《歴史的仮名遣いは「さわさわ」とも》 1 風が木立の葉をそよがせながら、さわやかに吹くさま。「秋風が—(と)吹く」 2 気分がさっぱりしているさま。さわやかに。「御心地、—となりて」〈宇治...
しゅう‐そう【秋爽】
秋の空気が澄明で気持ちのよいこと。さわやか。爽涼。「—の気」《季 秋》
せい‐そう【清爽】
[名・形動]清くさわやかなこと。さっぱりして気持ちがよいこと。また、そのさま。「早朝の—な空気」
そう【爽】
[常用漢字] [音]ソウ(サウ)(漢) [訓]さわやか 1 さわやか。「爽快/颯爽(さっそう)・清爽」 2 夜があけて明るい。「昧爽(まいそう)」
まい‐そう【昧爽】
明け方のほの暗い時。昧旦(まいたん)。「翌朝の—には早くも、シゼロンの山中に隠れ入りけり」〈竜渓・経国美談〉