かた【片】
[名]一対のもの、二つで一組のものの一方。片方。片一方。「—や横綱、—や平幕の対戦」 [語素]名詞または動詞の上に付いて、複合語をつくる。 1 一対となるものの一方、一方だけ、の意を表す。「...
かた‐あかり【片明(か)り】
ほのかなあかり。うすあかり。「伸子は曇硝子の障子をあけて、外を覗(のぞ)いた。—で女の横顔が見えた」〈宮本・伸子〉
かた‐あし【片足】
1 片方の足。「—とび」 2 一組の履物の片一方。
かたあし‐とび【片足跳び】
片足だけではねて進むこと。→けんけん
片足(かたあし)を突(つ)っ込(こ)・む
あることに少しだけ関わる。「社会運動に—・む」
かた‐いき【片息/肩息】
絶え絶えな息づかい。ひどく苦しそうな息。「—をついて横たわっている」
かた‐いじ【片意地】
[名・形動]自分の考えを執拗(しつよう)に押し通すこと。また、そのさま。「—を張る」「—なところがある」
かた‐いっぽう【片一方】
二つのうちの一方。片方。
かた‐いと【片糸】
2本の糸をより合わせて1本にするときの、その片方の糸。多く片思い、弱い、はかないの意をこめて使われる。片緒。「河内女(かふちめ)の手染の糸を繰り返し—にあれど絶えむと思へや」〈万・一三一六〉
かたいと‐どり【片糸鳥】
雁(がん)の別名。