ちょう【牒】
1 文字を書き記す札。簡札。 2 律令時代の公文書の形式の一。主典(さかん)以上の官人が諸司に出すもの。また、所属系統の異なる官庁や機関の間で交わす文書。 3 文書による通告。また、その文書。「...
ちょう【牒】
[人名用漢字] [音]チョウ(テフ)(漢) 書き付け。書きもの。「牒送/移牒・通牒・度牒・符牒」
つう‐ちょう【通牒】
[名](スル) 1 書面で通知すること。また、その書面。 2 「通達1」の旧称。 3 国際法上、国家の一方的意思表示を内容とする文書。「最後—をつきつける」
とおり‐ふちょう【通り符牒】
同業者の間だけに通用する符牒。
ど‐ちょう【度牒】
律令制で、僧尼になることを許可した公文書。受戒の年月日が記入され、官印がある。度縁。告牒。公験(くげん)。→戒牒(かいちょう)
ふ‐ちょう【符丁/符帳/符牒】
1 商品につける、値段や等級を示すしるし。 2 仲間うちだけに通用する言葉。隠語。合い言葉。「—で値を言う」 3 しるし。記号。符号。「頭文字で—をつける」
ふ‐ちょう【譜牒】
家や氏の系譜を書き表した文書。系図など。