しゅ‐ゆうぎゅう【種雄牛】
食肉用・乳用など、それぞれの目的にかなった優れた遺伝子をもつ雄牛。各地の種雄牛センターなどに登録され、人工授精などに使われる。種牛。→種雌牛
しょくよう‐かたつむり【食用蝸牛】
食用にするカタツムリ。フランス料理に用いるエスカルゴ。
しろすじ‐かみきり【白条天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長約5センチ、黒色の地に白い不規則な条紋がある。幼虫は鉄砲虫とよばれ、クリ・クヌギ・カシ・シイなどの材部に食い入る。北海道を除く日本各地に普通にみられる。
じゃこう‐うし【麝香牛】
ウシ科の哺乳類。一見、小形の野牛に似るが、分類上は羊やカモシカに近い。交尾期の雄は顔の臭腺から麝香に似たにおいを出す。アラスカ・カナダ北部からグリーンランドにかけてのツンドラ地帯にすむ。
じゅう‐ぎゅう【十牛】
禅宗で、悟りの境地に至るまでの階程を示す便宜として、牛と牧童との関係に託して設けた10の段階。尋牛・見跡・見牛・得牛・牧牛(ぼくご)・騎牛帰家・忘牛存人・人牛倶忘・返本還源(へんぽんげんげん)・...
すい‐ぎゅう【水牛】
偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の哺乳類。大形で、体毛は少なく、水辺で暮らし、水浴・泥浴を好む。雌雄とも半月形の大きな角をもつ。野生種アルナはインドの一部に分布。東南アジアでは重要な家畜となっており、イ...
すぎ‐かみきり【杉天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長12〜27ミリ、黒色で、前翅(まえばね)に卵形の4個の黄紋がある。時に2個や無紋のものもある。幼虫は杉やヒノキの樹皮下に穴をあけ、材部を食害する大害虫。
たけたば‐うし【竹束牛】
近世の戦場で、木組みに竹束を並べて立てかけたもの。
たじま‐うし【但馬牛】
但馬地方で古くから役肉兼用として飼養されてきた和牛。現在では、兵庫県が管理する種雄牛のみを交配に用い、同県内で生まれ、育成された黒毛和牛をいう。筋線維が細かく、上質の霜降り肉を産し、神戸ビーフ・...
たじま‐ぎゅう【但馬牛】
兵庫県内で繁殖・肥育・出荷された但馬牛(たじまうし)の肉で一定の基準に適合したもの。銘柄牛肉の一。但馬ビーフ。 [補説]但馬牛(たじまぎゅう)の中でさらに一定の品質基準を満たすものが神戸ビーフと...