たんぱく‐こう【蛋白光】
固体や液体に光を当てたとき、物質内部の散乱によって出てくる光。オパール(蛋白石)やコロイド溶液などで見られる。乳光。オパレセンス。
たん‐り【単離】
1 [名](スル)混合物から、ある化合物を純粋な物質として取り出すこと。 2 生体や生物組織から、特定の細胞、遺伝子、たんぱく質などを分離すること。また、ある微生物集団から、特定の微生物を分離し...
タール【tar】
石炭・木炭などの固体有機物の乾留によって生じる黒色または褐色の粘性の油状物質。主成分は炭化水素。コールタール・木タール・石油タールなど。
だいいちげんり‐けいさん【第一原理計算】
原子間の相互作用を量子力学の基本原理に則って電子の量子状態から計算し、物質の性質や挙動を調べる手法。実験に基づかないため、非経験的電子状態計算ともよばれる。アブイニシオ法。
だいかんじょうラクトン‐こうせいぶっしつ【大環状ラクトン抗生物質】
⇒マクロライド系抗生物質
ダイヤモンド‐うすまく【ダイヤモンド薄膜】
ある物質の上に生成させたダイヤモンド結晶の膜。耐摩耗性・耐薬品性・熱伝導に優れ、電気的特性もよい。
ダウンシフト【downshift】
[名](スル) 1 低速ギアに切り換えること。減速すること。シフトダウン。 2 がむしゃらに働いたり、金銭的・物質的な成果を求めたりせず、ゆとりのある人生を楽しもうすること。減速生活。
ダウン‐レギュレーション【down regulation】
継続的または過度な刺激により、神経伝達物質やホルモンなどへの応答能が低下すること。それらの物質や信号の受容体の減少や、感受性の低下によって生じる。下方制御。下方調節。⇔アップレギュレーション。
だえん‐ぎんが【楕円銀河】
形による銀河の分類の一。渦巻き構造がなく、楕円状に見える銀河。形は円形から扁平(へんぺい)なものまで、質量も極めて大きいものから小さいものまである。星間物質はほとんどなく、種族Ⅱの星からなる。楕...
ダスト‐トレール【dust trail】
流星群の元となる物質が帯状に分布する領域。彗星などの母天体の軌道に沿う。流星群の活動に関係し、特に流星物質の密度が高い領域と地球の軌道が交差するとき、活発な流星雨となる。