ていせい‐ぶんせき【定性分析】
試料物質に含まれる成分の元素やイオン・原子団などを化学反応などによって調べる分析。通常、定量分析の前に行う。
ていそくでんしせん‐かいせつ【低速電子線回折】
エネルギーが低い電子線を用いた電子線回折。電子のエネルギーが20〜200電子ボルト程度であり、物質内部に到達せず、結晶などの固体表面の構造を調べる際に用いられる。LEED(リード)(low en...
てい‐りょう【定量】
[名](スル) 1 一定の分量。決められた分量。 2 化学分析で、ある物質中に含まれている成分の量を定めること。
ていりょう‐てき【定量的】
[形動] 1 数量に関するさま。ある物質にその成分がどれだけ含まれるかを表す場合などに用いる。「—測定」⇔定性的。 2 数値・数量で表せるさま。「—な目標を設定する」⇔定性的。
ていりょう‐ぶんせき【定量分析】
試料物質に含まれる成分の元素やイオン・原子団などの量を測定する分析。重量分析・容量分析・比色分析のほか、機器分析が広く用いられる。→定性分析
ていりょう‐ろし【定量濾紙】
定量分析用のろ紙。焼却後の灰分の量が少なく、ろ過した物質の定量に向く。→定性ろ紙
テオフィリン【theophylline】
茶の葉に含まれるアルカロイドの一。カフェインの類縁物質で、無色の針状結晶。利尿薬・強心薬に利用。
テクタイト【tektite】
黒曜石に似たガラス質の直径数センチ程度の球形・楕円体や円盤状の物質。東南アジア・オーストラリア・アフリカ・北アメリカなどの一部で発見され、成因については隕石(いんせき)の衝突説などがある。
テクノシグニチャー【technosignature】
主に地球外生命探査における発見目標の、技術が存在する証拠となりうる物や現象。高度に発達した文明をもつ地球外知的生命が築いたダイソン球からの熱や光、化学物質の大気への放出などをさす。→バイオシグニチャー
てつけい‐ちょうでんどうたい【鉄系超伝導体】
超伝導を示す鉄を含む酸化物。従来、強磁性の鉄は超伝導に向かないと考えられていたが、2008年に絶対温度55度という銅酸化物に次いで高い転移温度をもつ鉄系超伝導体が発見された。しかしその発現機構は...