デヒドロゲナーゼ【dehydrogenase】
生体内で、有機物質から水素を離脱させる反応を触媒する酵素の総称。酸化還元酵素の一。脱水素酵素。
でんかい‐しつ【電解質】
水などの溶媒に溶かしたとき、正と負のイオンに分かれて電気伝導性をもつ物質。イオン性塩類・酸・塩基など。
でんき‐かがく【電気化学】
電気的エネルギーと物質の化学変化との関係を研究する化学の一部門。
でんき‐にじゅうそう【電気二重層】
ある面の両側に正負の電荷がそれぞれ等密度で連続的に分布したもの。電気双極子の正負の向きを揃えて並べた状態に等しい。通常、異種の物質が接触する部分や、電気分解における電極と電解液の界面などに生じる。
でんき‐ぶんかい【電気分解】
[名](スル)電解質溶液あるいは融解塩に直流電流を流し、電極面に化学変化を起こさせて、物質を分解すること。陽イオンが陰極、陰イオンが陽極に移動することによって電流が流れ、陽極では酸化、陰極では還...
でんき‐もうふ【電気毛布】
電熱線を絶縁性の耐熱物質で包み、毛布に入れたもの。
でん‐きゅう【電球】
ガラス球に、電気を通すと発光体となる物質を封入した照明用の電気器具。白熱電球。ネオンランプや水銀灯をいうこともある。
でんししき‐かへんエヌディーフィルター【電子式可変NDフィルター】
光量を電子的に調整する可変NDフィルター。光を吸収する物質を混ぜた液晶を用い、液晶分子の向きを電子的に制御することによって透過率を変化させ、光量を調整する。ビデオカメラの光学系などに内蔵される。
でんし‐でんたつたい【電子伝達体】
生体内での酸化還元反応において、電子の移動を担う物質の総称。いずれも、電子を受け取る酸化型の電子受容体、電子を与える還元型の電子供与体の二つの状態をとり、電子伝達系で利用される。ユビキノンやチト...
でんし‐でんどう【電子伝導】
電子の移動による電気伝導。物質中で電気を運ぶ担い手が電子である場合を指す。金属や半導体などで生じる。→イオン伝導 →混合伝導