はんのう‐ちゅうかんたい【反応中間体】
一連の化学反応が連続して起こるとき、最初の反応物から最終的な生成物に至る過程で生じる物質。中間生成物。
はんぱつ‐かたさ【反発硬さ】
工業材料をはじめとする物質の硬さ(硬度)を測定する硬さ試験の一種。試験材料に鋼球などを落として跳ね上がる高さを測定し、硬さを数値化して算出する。代表的な硬さの示し方としてショア硬さがある。反発硬度。
はん‐ぶっしつ【反物質】
反粒子でできている物質。
はん‐ヘリウム【反ヘリウム】
ヘリウムの反物質。原子核は反陽子と反中性子で構成される。ヘリウム3原子核の反物質は1970年代に、ヘリウム4原子核の反物質は2011年に加速器による実験で生成に成功している。原子核のまわりを陽電...
ハービッグハロー‐てんたい【ハービッグハロー天体】
星形成領域に見られる星雲状の天体。原始星周辺にはガスや塵が集まって円盤状になり、双極分子流と呼ばれる激しいジェットが形成される。ジェットは周囲の星間物質を吹き払い、中心星からの高速プラズマ流が両...
バイオセンサー【biosensor】
酵素などの生化学物質が特定の物質とだけ反応する性質を利用して、物質の検出と定量を行うこと。また、その装置。
バイオチップ【biochip】
DNA、たんぱく質、糖鎖などの生体分子を半導体製造における微細加工技術(MEMS)を応用し、基板上に固定したもの。それぞれ、DNAチップ、プロテインチップ、糖鎖チップなどとよばれる。特定の物質と...
バイオ‐トランスフォーメーション【biotransformation】
生体触媒を利用し、化合物の合成や有用物質の生産をすること。微生物の場合は微生物変換、酵素の場合は酵素変換ともいう。
バイオフィルム【biofilm】
1 微生物が自身の産生する粘液とともに作る膜状の集合体。口腔の歯垢のほか、干潟の泥や川石の表面などに形成される膜などをさす。菌膜。微生物膜。 2 肺炎菌が周辺の肺組織の間につくる粘着性膜。多糖類...
バイオプラスチック【bioplastic】
生物に由来する再生可能な有機性資源(バイオマス)を原材料とするプラスチック。トウモロコシなどに含まれるでんぷん、微生物が作り出すポリアミノ酸、間伐材に含まれるセルロース、エビやカニなどの甲殻類の...