ひかり‐どくせい【光毒性】
《phototoxicity》紫外線などの光を受けることによって生じる毒性。通常は人体に無害な物質が光化学反応を起こして炎症を引き起こす毒性などをさす。
ひかり‐めんえきりょうほう【光免疫療法】
特定のがん細胞に結びつく薬剤と光の照射によってがん細胞を破壊する治療法。生体組織内部に到達する近赤外線を照射すると、薬剤が反応して細胞膜を破壊し、細胞外に放出された物質が免疫系を刺激することによ...
ひかり‐ルミネセンス【光ルミネセンス】
ルミネセンスの一種。蛍光体などの物質が外部から光・紫外線・X線などのエネルギーを吸収して励起し、基底状態に戻るときに発光する現象。また、その光。吸収した光と放射する光はそれぞれの波長が異なり、一...
ひ‐し【皮脂】
皮脂腺から分泌される半流動性の油脂状の物質。肌や髪をうるおし、乾燥を防ぐ役をする。
ひしょう‐しつ【非晶質】
結晶質でないこと。固体の原子・分子などの配列に規則性が認められないもの。無定形物質。アモルファス。⇔結晶質。
ひしょうしつ‐シリカ【非晶質シリカ】
結晶構造をもたない二酸化珪素を含む物質の総称。シリカゲル、沈降シリカ、未焼成の珪藻土に含まれる珪藻の殻など。非晶性シリカ。⇔結晶質シリカ。
ひ‐じこ【非自己】
免疫学で、免疫系が自己と認識しない、生体内外の物質(異物)のこと。
ひ‐じせいたい【非磁性体】
強磁性体ではない物質。常磁性体、反磁性体、反強磁性体がこれにあたる。
ひ‐じゅう【比重】
1 ある物質の質量と、それと同体積をもつ標準物質の質量との比。通常、セ氏4度の水を標準物質とする。 2 他と比べての、重点を置く度合い。また、占める大きさの度合い。「予算に占める人件費の—が大き...
ヒステリシス【hysteresis】
1 物質の状態が、現在の条件だけでなく、過去の経路の影響を受ける現象。特に磁気ヒステリシスをさすが、固体の弾性変形などについてもいう。履歴現象。 2 《1から転じて》過去の出来事の影響が、経済構...