ファイトアレキシン【phytoalexin】
植物が病原菌の侵入に対して産生する低分子の抗菌性物質の総称。
ファイトエストロゲン【phytoestrogens】
《phyto はギリシャ語で植物の意。「フィトエストロゲン」とも》体内で雌性ホルモンに似たはたらきをする植物由来の物質の総称。イソフラボンやリグナンが知られる。植物エストロゲン。
ファイト‐ケミカル【phyto chemical】
《phytoはギリシャ語で植物の意》野菜や果物に含まれる化学成分。色・香り・苦み・辛みなどの成分で、ポリフェノールをはじめ、体内で抗酸化物質として作用するものが多い。病気の予防効果があるとして研...
ファイトレメディエーション【phytoremediation】
植物が根から水分や養分を吸収する性質を利用し、重金属や放射性物質などを汚染土壌から取り除くバイオレメディエーションの一つ。
ファイブ‐エフユー【5FU】
《5-Fluorouracilの略》制がん剤の一種。がん細胞の代謝拮抗(きっこう)物質で、固形がん、特に胃がんの治療に有効とされる。
ファゴソーム【Phagosome】
細胞の食作用によって細胞内に吸収された物質のまわりに形成される小胞。食胞。
ファラデー‐こうか【ファラデー効果】
磁場をかけた透明な物質中を磁場と平行な直線偏光が通過するとき、光が進むに従って偏光面が回転する現象。磁気光学効果の一。1845年、英国のファラデーが鉛ガラスにおいて発見した。ファラデー回転。磁気旋光。
ファラデー‐の‐でんきぶんかいのほうそく【ファラデーの電気分解の法則】
電気分解において、電極に析出する物質の量は流れた電気量に比例し、また1グラム当量の物質を析出するための電気量は、物質の種類によらず一定という法則。1833年に英国の物理学者ファラデーが発見。
ファラデー‐の‐ほうそく【ファラデーの法則】
ファラデーが発見した法則。 1 電磁誘導によって回路に生じる起電力は、その回路を通る磁束の時間的な変化の割合に比例するという法則。電磁誘導の法則。 2 電気分解で極に析出する物質の量は、流れた電...
ファージ‐ディスプレー【phage display】
ファージ(バクテリオファージ)というウイルスを用い、標的分子と結合する物質を検出・選別する手法。まず、ファージに遺伝子を組み込んで、ファージ表面にさまざまなペプチド(たんぱく質の欠片)を作らせ、...