へん‐せい【変成】
[名](スル)形が変わってでき上がること。形を変えてつくること。また、物質の相4が変わること。
へんせい‐ざい【変性剤】
工業原料を嗜好品(しこうひん)などに転用されないために加える毒性や臭気のある物質。工業塩に加えるタールなど。
へん‐せき【偏析】
物質の相転移において、一つの相から別の相に分離すること。特に、金属や合金が凝固する際に、ある金属の組成が不均一になって分布に偏りが生じること。凝離(ぎょうり)。
へんたい‐てん【変態点】
物質が変態する一点の温度と圧力。転移点。
ベクレル【becquerel】
放射性物質が放射線を出す能力を表す単位。国際単位系(SI)の放射能の単位で、1個の放射性核種が1秒間に1回崩壊して放射線を放出する場合、1ベクレルとなる。その量は放射線のエネルギーや人体への危険...
べにこうじ‐きん【紅麹菌】
麹黴(かび)の一種。デンプン質を発酵させ紅麹を作り出す。コレステロールを低下させる物質を生成する種がある一方、黴毒を生じる種もある。
ベルテポルフィン【verteporfin】
加齢黄斑変性症の治療薬として用いられる光感受性物質。商品名ビスダイン。静脈から投与し、薬剤が脈絡膜の新生血管に到達した時にレーザーを照射し、新生血管を退縮させる。
べんしょうほうてき‐ゆいぶつろん【弁証法的唯物論】
《(ドイツ)dialektischer Materialismus》マルクスとエンゲルスが1840年代にヘーゲルの弁証法とフォイエルバッハの唯物論を批判的に摂取して創始し、レーニン・毛沢東らが進...
ベンジルアデニン【benzyl adenine】
植物生長調節物質の一種。分枝・珠芽・基芽などの発生を促進し、ブドウの花振るいを抑え、球根の休眠打破などの作用ももつ。BA。
ベンゼン【benzene】
最も基本的な芳香族炭化水素。特有の芳香をもつ無色、揮発性の液体。水に溶けにくいが有機溶媒には溶ける。タールの分別蒸留などで得られ、有毒。化学薬品の基礎物質となり、燃料などにも用いられる。分子式C...