ペニシリンたいせい‐はいえんきゅうきん【ペニシリン耐性肺炎球菌】
ブドウ球菌や肺炎球菌などのグラム陽性菌に有効な抗生物質であるペニシリンに耐性を獲得した肺炎球菌。日和見感染や院内感染の原因となることがある。PRSP(penicillin resistant S...
ペプトン【peptone】
たんぱく質がペプシンや熱・酸などによって分解されたときにできる、たんぱく質とアミノ酸との中間的な物質。さまざまな大きさのペプチドの混合物。
ペンタクロロフェノール【pentachlorophenol】
フェノールに5原子の塩素が結合した物質。白色粉末結晶。殺菌剤・除草剤などに用いられる。PCP。
ほうかい‐ねつ【崩壊熱】
放射性物質が崩壊する過程で発生する熱。原子炉では、運転停止後も核分裂生成物の崩壊が続くため、一定の期間、崩壊熱の除去が必要となる。→放射性崩壊
ほう‐ごう【抱合】
[名](スル) 1 だきあうこと。 2 生体内の有害物質が、肝臓などで、グリシンなどと結合して無毒化されること。 3 「化合(かごう)」に同じ。
ほうしゃこう‐しせつ【放射光施設】
電子などの荷電粒子を加速器で加速して発生させた、シンクロトロン放射光を利用する実験施設。極めて高強度で指向性が高い、X線から赤外線まで幅広い波長領域の光を発生し、また、偏光特性を自在に制御するこ...
ほうしゃ‐せい【放射性】
物質が放射能をもつこと。また、その性質。
ほうしゃせい‐こうかぶつ【放射性降下物】
核爆発実験や原子力発電所の事故などにより放出されて上層大気中に拡散し、地上に降下してくる放射性物質。フォールアウト。
ほうしゃせい‐しじやく【放射性指示薬】
ある物質の移動や変化を追跡するために使われるトレーサーのうち、放射性同位体を用いたもの。放射性トレーサー。ラジオトレーサー。
ほうしゃせい‐はいきぶつ【放射性廃棄物】
原子力施設や使用済み核燃料の再処理工場などで発生する、放射性物質を含む廃棄物。核分裂生成物のほか、放射能に汚染された衣類・器具・水や、閉鎖施設そのものも含まれる。核廃棄物。→高レベル放射性廃棄物...