ゆうき‐きょうじせいたい【有機強磁性体】
強磁性を示す有機化合物。平成3年(1991)に木下實、阿波賀邦夫により、世界で初めて有機分子のみで構成された物質で強磁性が確認された。
ゆうき‐ひりょう【有機肥料】
動植物質の肥料。緑肥・堆肥(たいひ)・糞尿(ふんにょう)・魚肥など。化学肥料に対していう。有機質肥料。
ゆうき‐ぶつ【有機物】
1 有機体すなわち動植物体を構成している物質。 2 有機化合物のこと。
ゆうき‐ようばい【有機溶媒】
水に溶けない物質を溶かす、常温常圧で液体の有機化合物の総称。エタノール・ベンゼン・アセトン・クロロホルムなど。有機溶剤。 [補説]毒性があり、吸入や接触によって頭痛・めまい・意識障害などの中毒症...
ゆう‐ごう【融合】
[名](スル)とけあうこと。とけあって一つのものになること。「物質どうしを—させる」「東西文化の—」
ゆう‐ざい【融剤】
化学分析や冶金(やきん)・窯業で、融解しにくい物質をとけやすくするために加える物質。氷晶石・炭酸ナトリウムなどが用いられる。溶剤。
ゆうでん‐たい【誘電体】
電界内に置くと誘電分極を生じ、その両端の表面に正負の電荷が現れる物質。電気的絶縁体。電媒質。
ゆうどう‐こうそ【誘導酵素】
細胞に特定の物質を加えることによって、生合成の速度が増す酵素。細菌や酵母における糖・アミノ酸の分解酵素など。適応酵素。
ゆうどう‐ほうしゃのう【誘導放射能】
はじめは放射線を出さなかった物質が、放射線を照射されることによって放射能をもつこと。誘発放射能。→天然放射能
ゆう‐どく【有毒】
[名・形動]毒性のあること。また、そのさま。「人体に—な(の)薬品」「—物質」⇔無毒。