エーテル【(オランダ)ether】
1 2個の炭化水素基が酸素原子1個と結合した化合物の総称。一般に中性で芳香のある揮発性の液体。特に、エチルエーテルをいう。 2 光の波動説で光を伝える媒質として仮想され、光の電磁波説以後は電磁波...
エー‐ディー‐アイ【ADI】
《acceptable daily intake》人がある物質を生涯にわたって毎日摂取し続けても健康に悪影響が出ないと推定される、一日当たりの摂取量。残留農薬や食品添加物などの慢性的なリスクの評...
エームズ‐テスト【Ames test】
化学物質の発癌(はつがん)性の試験法の一。細菌の突然変異の頻度から判定する。その結果は発癌性をよく示すため汎用されている。米国の生化学者の名にちなむ。
おおさか【大阪】
水上滝太郎の小説。大正12年(1923)刊。 小野十三郎の第3詩集。昭和14年(1939)刊。大阪の工業地帯に取材し、物質性を重視した作品。
おおじ‐が‐ふぐり【螵蛸】
《老人のふぐり(陰嚢)の意》カマキリ類の卵鞘(らんしょう)。卵塊が褐色の泡状の物質に包まれたもの。球状または棒状で、秋、小枝などに産みつけられる。
おか・す【侵す】
[動サ五(四)]《「犯す」と同語源》 1 他者の権利・権限などを損なう行為をする。侵害する。「所有権を—・す」「思想の自由を—・してはならない」 2 他国の土地に不法に入り込む。侵入する。侵略す...
オキシコドン【oxycodone】
アヘンに含まれるアルカロイドから半合成される化学物質。鎮痛薬として癌(がん)などの疼痛(とうつう)に用いられる。連用により習慣性になりやすく、麻薬に指定。
オキシダント【oxidant】
《酸化体の意》大気中の窒素酸化物・炭化水素などが紫外線の作用で光化学変化を起こして生じた酸化性の強い物質。光化学スモッグの原因となる。オゾンのほかアクロレインやアルデヒドなどが含まれ、生物に有害。
オキシテトラサイクリン【oxytetracycline】
放線菌の一種から分離された抗生物質の一。苦味のある黄色結晶。グラム陽性菌・陰性菌やリケッチア、一部のウイルスに有効で、医薬・農薬・食品保存料に利用。
オクタコサノール【octacosanol】
小麦胚芽や野生植物のワイルドライスなどに微量に含まれている物質。渡り鳥のエネルギー源と考えられている。