ひたち‐ふうりゅうぶつ【日立風流物】
茨城県日立市の神峰(かみね)神社の祭礼に出す山車(だし)と、その上で行われるからくり人形芝居。山車は高さ約15メートル、5段に分かれた舞台上で「太平記」や「仮名手本忠臣蔵」などが演じられる。国の...
ひためん‐もの【直面物】
能の分類の一。前ジテ・後ジテを通じてシテが面を用いないもの。四番目物のうち、神や幽霊でない現実の男性をシテとするもの。
ひた‐もの【直物/頓物】
[副] 1 いっぱいに満たすさま。ぎゅうぎゅう。「これに白からむ所—入れてもて来(こ)」〈春曙抄本枕・七六〉 2 もっぱらそのことに集中するさま。ひたすら。むやみと。「いろいろ肴をととのへ—酒を...
ひとえ‐もの【単物】
1 裏をつけずに仕立てた和服類の総称。特に、裏をつけない長着。初夏から初秋にかけて着る。《季 夏》「地下鉄の青きシートや—/汀女」 2 室町時代、素襖(すおう)の直垂(ひたたれ)をいった語。
ひとくち‐もの【一口物】
一口に食べられる程度の食物。つまみ。「旦那のお好きな—を」〈人・娘節用・後〉
ひとくてい‐ぼうかたいしょうぶつ【非特定防火対象物】
消防法で規定する防火対象物のうち、特定防火対象物以外のものをいう。学校・共同住宅・事務所・工場・倉庫などがこれにあたる。
ひとしっかん‐モデルどうぶつ【人疾患モデル動物】
《ふつう「ヒト疾患モデル動物」と書く》⇒疾患モデル動物
ひとつ‐きるもの【一つ着る物】
1 1着しかない着物。一張羅。「今日を晴れと着飾りし—の上交(うはがへ)」〈浮・禁短気・六〉 2 下着をつけず、上着だけ1枚着ること。「風儀は、—つまだかに、白帯こころまま引きしめ」〈浮・一代男・一〉
ひとまく‐もの【一幕物】
一幕で完結する演劇。
ひと‐もの【一物】
[副]いっぱい。一面に。「内供が顔にも、童の顔にも、粥(かゆ)とばしりて—かかりぬ」〈宇治拾遺・二〉