きょくひ‐どうぶつ【棘皮動物】
動物界の一門。体は五方向に放射相称で、石灰質の骨片か殻をもち、骨板上にさまざまの形のとげをもつ。運動器官として管足をもち、体内の水管系につながる。幼生は左右相称。すべて海産。ウニ・ナマコ・ヒトデ...
きょせき‐きねんぶつ【巨石記念物】
巨石を用いてつくられた古代の遺構の総称。一般には新石器時代から鉄器時代ごろまでに建造されたものをさし、メンヒル(立石(りっせき))、ストーンサークル(環状列石)、アリニュマン(列石)、ドルメン(...
きょむへのくもつ【虚無への供物】
塔晶夫の筆名で書かれた、中井英夫の長編小説。昭和37年(1962)、前半部分を第8回江戸川乱歩賞に応募、最終候補作のひとつとなる。後半部分を書き足して、昭和39年(1964)に刊行。後に、中井英...
きよながさんだいそろいもの【清長三大揃物】
江戸後期の浮世絵師、鳥居清長の代表作。天明年間前期に制作された揃物、「当世遊里美人合」「風俗東之錦」「美南見十二候」をさす。長身で健康的な清長風美人が描かれ、いずれの作品も高い評価を得ている。
きり‐もの【着り物】
(関西地方で)きもの。衣類。きりもん。
きれ‐もの【切れ物】
1 物を切る道具。刃物。 2 よく切れる刀剣。「みづからの刀の—なる由をいひしを聞きて」〈折たく柴の記・上〉 3 品切れのもの。「当年は柑子(かうじ)が—ぢゃほどに」〈虎明狂・柑子俵〉
キレート‐かごうぶつ【キレート化合物】
中心の金属イオンを挟むような形で、イオンや分子が配位結合している化合物。このときのキレート配位子をキレート剤といい、環構造をなすのでキレート環という。オキシヘモグロビン・コバラミン・クロロフィル...
きわ‐もの【際物】
1 ある時季のまぎわにだけ売れる品物。正月の羽子板、3月のひな人形、5月の鯉のぼりなど。「—商い」 2 一時的な流行をあてこんで作った商品。 3 演劇・映画・演芸・小説などで、実際にあった事件や...
きんかい‐もの【近海物】
近海でとれた魚類。
きん‐きせいしょくぶつ【菌寄生植物】
⇒菌従属栄養植物