しぜん‐きかしょくぶつ【史前帰化植物】
帰化植物のうち、有史以前に稲や麦などの栽培植物とともに日本にもたらされた植物。ナズナ、ヤエムグラ、スベリヒユをはじめ、水田や畑の耕地雑草が多く含まれる。江戸時代末期以前に大陸との交流で渡来したも...
しぜん‐こうぶつ【自然公物】
自然の状態のままで、公の用に供することのできる公物。河川・海浜・湖沼など。⇔人工公物。
しぜん‐ぶつ【自然物】
人工・人為のものでなく、自然界に存在する形ある物。
したがた‐どうぶつ【舌形動物】
動物界の一門。分類上、環形動物と節足動物の中間に位置。脊椎動物に寄生し、体はふつう扁平で細長い。イヌシタムシなど。舌虫(したむし)。ぜっけい動物。
したて‐もの【仕立て物】
仕立てたもの。特に衣服についていう。また、衣服を縫って作ること。「夜なべで—をする」
したはら‐もの【下原物】
武蔵国八王子の恩方村下原に住んだ刀工たちが製した刀の総称。
した‐もの【下物】
下等で安価なもの。特に、安物の魚。「ええ、うったうしく—ばかり並べたてるぞ」〈滑・八笑人・三〉
しだ‐しょくぶつ【羊歯植物】
維管束植物の一群。世代交代をし、無性世代(胞子体)は根・茎・葉からなり、葉の裏面に胞子嚢(ほうしのう)をつけ、胞子をつくる。有性世代は散布された胞子が発芽してできた前葉体(配偶体)で、これに生じ...
しちこん‐の‐ひきでもの【七献の引出物】
室町時代以降、武家の酒宴の際の客への進物。初献に馬、二献に太刀、三献に鎧(よろい)または腹巻き、四献に弓と征矢(そや)、五献に沓(くつ)と行縢(むかばき)、六献に鞘巻(さやまき)、七献に小袖を次...
しち‐もつ【質物】
質に入れる品物。質草。質種。