てい【牴】
[音]テイ(漢) 突き当たる。ふれる。さしさわる。「牴牾(ていご)・牴触」 [補説]「抵」と通用する。
てい‐ご【牴牾】
[名](スル)くいちがうこと。「その枝葉を広めしが為に、枝葉の内に相—するもの発するなり」〈田口・日本開化小史〉
てい‐しょく【抵触/牴触/觝触】
[名](スル) 1 触れること。衝突すること。転じて、物事が相互に矛盾すること。「新説は従来の主張に—するものではない」 2 ある行為が法律や規則に反すること。「道路交通法に—する」
もどき【擬き/抵牾/牴牾】
《動詞「もど(擬)く」の連用形から》 1 日本の芸能で、主役にからんだり、前に演じたものをこっけいにまねたりすること。また、その役・演目。里神楽のひょっとこ、能の「翁」に対する「三番叟(さんばそ...
もど・く【擬く/抵牾く/牴牾く】
[動カ五(四)] 1 さからって非難する。また、従わないでそむく。「御頼みとあれば—・きませぬが」〈露伴・寝耳鉄砲〉 「をさをさ人の上—・き給はぬ大臣の」〈源・常夏〉 2 他のものに似せて作る。...