かんでん‐ちょくはん【乾田直播】
稲の栽培で、畑状態の本田に直接種もみをまく方法。苗が少し生長してから水を入れる。→湛水(たんすい)直播
かん‐とん【嵌頓】
腸管などの内臓器官が、腹壁の間隙(かんげき)から脱出し、もとに戻らなくなった状態。嵌頓ヘルニア。
かん‐ねつ【寒熱】
1 寒さと暑さ。寒暑。「—の差が大きい」 2 からだが病的に冷えている状態と熱している状態。悪寒(おかん)と発熱。
かんねん‐ほんいつ【観念奔逸】
考えが次々と方向も決まらずにほとばしり出る状態。躁病によくみられる。
看板(かんばん)が泣(な)・く
それまでの評判にふさわしくない状態である。「いいかげんな仕事をしたら—・くよ」
かんぴ‐しょう【乾皮症】
皮脂や汗の分泌が低下して、皮膚が乾燥し、鱗屑(りんせつ)や浅い亀裂を生じた状態。かゆみや湿疹を伴うこともある。
かんぴ‐しょう【柑皮症】
柑橘(かんきつ)類・カボチャ・トマトなどを大量摂取したとき、それに含まれるカロテンが皮膚に沈着して、黄色っぽくなる状態。
かん‐ふぜん【冠不全】
心臓の冠状動脈が心筋の活動に必要な酸素量を十分に供給できない状態。冠状動脈の硬化症・血栓症などでみられる。
かん‐ふぜん【肝不全】
肝臓の機能が極度に低下し、有毒物質の排出・解毒が行われなくなった状態。劇症肝炎・肝硬変・肝臓癌(がん)などでみられ、意識障害・黄疸(おうだん)・腹水・出血などの症状が現れる。
かんぼうご‐きゅうかくしょうがい【感冒後嗅覚障害】
風邪やインフルエンザなどの感冒による上気道の炎症が治まった後も、嗅覚が低下した状態が続くこと。中高年の女性に多い。