くるい‐じに【狂い死に】
[名](スル)発狂して死ぬこと。また、もだえ苦しんで死ぬこと。狂死(きょうし)。
くるい‐ばな【狂い花】
「狂い咲き」に同じ。《季 冬》
くるい‐もの【狂い物】
⇒物狂い能
くる・う【狂う】
[動ワ五(ハ四)] 1 精神の正常な調和がとれなくなる。気が違う。気がふれる。「気が—・う」「—・ったようにわめく」 2 物事・機械の働きや状態が正常でなくなる。「時計が—・う」「音程の—・った...
くるう‐ごじゅうど【狂う五十度】
《furious fifties》南緯50度から60度にかけての暴風圏をさす俗称。南極海を航行する船には、常に西から強い卓越風が吹きつけ、吠える40度よりさらに強烈な嵐に見舞われることに由来する...
くるえるたましい【狂える魂】
《原題、(フランス)L'Âme en folie》キュレルの戯曲。3幕。1919年、パリで初演。
くるおし・い【狂おしい】
[形][文]くるほ・し[シク]今にも気が狂いそうに、心が乱れている。「—・いまでのあこがれ」 [派生]くるおしげ[形動]くるおしさ[名]
くるお・す【狂ほす】
[動サ四]狂ったような行いをさせる。狂わせる。「少名御神(すくなみかみ)の神寿(かむほ)き寿き—・し」〈記・中・歌謡〉
くるったいっページ【狂った一頁】
川端康成原作、衣笠貞之助監督による映画の題名。大正15年(1926)公開の白黒サイレント作品。円谷英一(円谷英二)が撮影補助で参加。精神病院を舞台とする前衛的な作品。
くるったかじつ【狂った果実】
石原慎太郎の小説。太陽族とよばれる若者たちの青春と暴力を鮮烈に描く。昭和31年(1956)刊行。 を原作とする映画。中平康監督、昭和31年(1956)公開。出演は石原裕次郎ほか。印象的な映...