けん‐ざん【献残】
大名が受けた献上物で不用のもの、使いきれないで残っているもの。
けんざん‐や【献残屋】
江戸時代、献残の払い下げを受け、それを商品にして行う商売。また、その商売を行う者。
けん‐し【献詞】
「献辞」に同じ。
けん‐しゃく【献酌】
[名](スル)杯を差して人にすすめ、酒を酌み交わすこと。
けん‐しゅう【献酬】
[名](スル)杯をやりとりすること。酒を飲み交わすこと。「空の盃(さかづき)でよくああ飽きずに—が出来ると」〈漱石・こゝろ〉
けん‐しん【献身】
[名](スル) 1 他人やある物事のために、わが身を犠牲にして尽くすこと。「国家の発展に—する」 2 キリスト教で、神のために、生涯をささげること。
けん‐しん【献進】
[名](スル)差し上げること。献上。
けんしん‐てき【献身的】
[形動]自分のことを顧みず、心身ともにささげるほど他のために尽くすさま。「—な看病」「平和運動に—に取り組む」
けん‐じ【献辞】
著者や発行者が、本を人に贈るときに書く言葉。著者が恩人・助言者などへの感謝・敬意を表すために書く言葉。献詞。「—を載せる」
けん‐じゅ【献寿】
祝いの品などをさしあげること。