ごく‐そう【獄窓】
牢獄(ろうごく)の窓。また、牢獄の中。獄中。
ごく‐そく【獄則】
監獄内の規則。
ごく‐そつ【獄卒】
1 牢獄(ろうごく)で、囚人を取り締まる下級役人。獄丁(ごくてい)。 2 地獄で死者を責めるという悪鬼。 3 義理や人情を解さない人をののしっていう語。「やい、天罰知らぬ—め」〈浄・布引滝〉
ごく‐ちゅう【獄中】
牢獄(ろうごく)のなか。獄内。
ごくちゅうき【獄中記】
《原題、(ラテン)De Profundis》ワイルドの獄中手記。1905年刊。男色事件のため投獄された著者が悲哀の美しさ、キリスト受難の意味などを述べたもの。原題は「深き淵より」の意。
ごくちゅう‐き【獄中記】
投獄されている人が書いた手記。 [補説]書名別項。→獄中記
ごくちゅう‐けっこん【獄中結婚】
刑務所や拘置所に収容されている者が結婚すること。 [補説]収容されている者同士、または収容されている者とそうでない者の組み合わせのいずれも、婚姻届を提出して法的に結婚する権利が認められている。
ごく‐てい【獄丁】
「獄卒(ごくそつ)1」に同じ。
ごく‐どう【極道/獄道】
[名・形動] 1 悪事を行ったり、酒色や道楽にふけったりすること。身持ちが悪く、素行のおさまらないこと。また、そういう人や、そのさま。「—な亭主」「—の限りを尽くす」 2 素行の悪い人をののしっ...
ごく‐ない【獄内】
牢獄(ろうごく)の中。監獄の中。獄中。