獄(ごく)に下(くだ)・る
⇒下る4
ごく‐もり【獄守】
牢獄(ろうごく)の番人。「存ずる旨あって、—に乞うて」〈平家・五〉
ごく‐もん【獄門】
1 獄屋の門。牢屋(ろうや)の門。 2 斬罪(ざんざい)に処せられた罪人の首を獄屋の門にさらすこと。江戸時代には刑罰の一つとなり、刑場などにさらした。さらし首。梟首(きょうしゅ)。
ごくもん‐くび【獄門首】
獄門に処せられた者の首。さらし首。
ごくもん‐だい【獄門台】
獄門首をさらす台。
獄門(ごくもん)に懸(か)・ける
さらし首にする。
ごく‐や【獄屋】
罪人を入れておく建物。牢獄(ろうごく)。
ごく‐り【獄吏】
監獄の役人。刑事施設の職員を意味する古い用語。牢役人。
ごく‐り【獄裏/獄裡】
監獄の中。獄内。獄中。
ひと‐や【獄/囚獄/人屋】
罪人を捕らえて閉じ込めておく建物。牢屋。牢獄。「罪人が—の内に押籠められたと同じように」〈藤村・破戒〉